人気ブログランキング |

エキスパートの会

昨夜は「第1回ワインエキスパートの会」でした。

昨年合格した5名、今年合格した3名とマリコ先生で、参加者9名の会。
今回のワイン会は今年合格した人のお祝いも兼ねていたので、メインはなんと!
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ エシェゾー '94」でした。

先生が今年受験した人たちに「合格したらお祝いはDRCよ!」と言ってハッパをかけたとか、受験生が「合格したらご褒美はDRCですよね?!」とおねだりしたとか、どちらなのかはわからなくなってしまったらしいのですが、いずれにしても去年の合格組はラッキーでした♪
ちなみに去年は先生からのご褒美にはドンペリとカロンセギュール '79をいただきました。
c0064534_0234620.jpg
今回のワイン会、ワイン選びをおおせつかってしまい、実はかなり悶々としました。
テーマは「ブルゴーニュ」。

これまでのワイン会は特にテーマを決めず本当にテキトーにやっていることが多かったので、どういうふうにワインを選んだらいいんだろう???と悩みました。
まず、ブルゴーニュの中でも何かテーマを決めようと考えました。
そこで思い浮かんだのがブルゴーニュの神様、アンリ・ジャイエ。もちろんジェイエは無理だけど、ジャイエの甥、エマニュエル・ルジェはどうだろう?それとジャイエつながりでジェイエの弟子、メオ・カミュゼとの飲み比べは?

これは予算的にもちょっと難しかったのですが、マリコ先生から速攻ダメだし。
後で冷静に考えると、確かに無茶だったなと思いました(笑)

悩んだあげく、ワイン会の達人Moetさんにご相談してみました。
すると、とても丁寧なメールいただき、いくつかの組み合わせをシュミレーションまでしてくださったのです。Moetさん、本当に感謝です。

Moetさんからいただいたアドヴァイス。
① 水平(同一ヴィンテージの銘柄違い)
② 垂直(同一銘柄のヴィンテージ違い)
③ 畑違い
④ 生産者違い
せっかくDRCがあるのだから村限定でもおもしろいのでは?ということも書かれていました。福岡のワインバー「ヴァナペティート」の店長さんからもヴォーヌ・ロマネで揃えたら?というアドヴァイスをいただきました。

Moetさんや店長さんのメールを何度も繰り返し読みながら、地元の飛鳥銘酒販売のサイトとにらめっこ。何だか底なし沼にはまって身動きとれなくなっているような気もしてきた時に、先生から当日の資料がメールされてきました。


ブルゴーニュ基礎と最新ブルゴーニュ事情

◆生産地域
 ◇ヨンヌ県に含まれるシャブリ地区
 ◇コートド−ル県はコートドニュイ地区とコートドボーヌ地区
 ◇ソーヌエロワ−ル県はコートシャロネーズ地区とマコネ地区
 ◇ローヌ県はボージョレ地区

◆ワインの比率
 ◇白が63%
 ◇赤が37%

◆主要品種の面積割合
 ◇シャルドネ46%
 ◇アリゴテ6%
 ◇ピノノワ−ル36%
 ◇ガメイ11%

◆AOCの基本
 ◇約100個のアペラシオン
 ◇一番下がアペラシオンレジョナルで23個。全体の53%
  例えばACブルゴーニュ、ブルゴーニュアリゴテ、クレマンドブルゴーニュ等。
 ◇次がアペラシオンコミュナルで44個。全体の35%
  例えばACジュヴレ シャンベルタンやヴォーヌロマネ等。
 ◇次にプルミエクリュで570個のクリマと呼ばれる単位で区切られている。
  全体の10%。例えばシャンベルタン レ・カゼティエ、レショームなど。
 ◇頂上にはグランクリュで33個のAOCに分かれており、全体の2%
  例えばシャンベルタンクロドベーズ、クロドラロッシュ、ロマネコンティ、エシェゾーなど。

◆ドメーヌとネゴシアンについて
 ◇ドメーヌ数2800個。全体の52%栽培から販売までを行う。
 ◇協同組合数17個。地域名アペラシオンしか造る事ができない。

◆クロについて
 ◇ブルゴーニュに100個のクロがある
 ◇7個のグランクリュがある。
 ◇90%はプルミエクリュ。10個くらいがヴィラ−ジュ。


※クロとはClos des Varoilles, Clos des Chenesなど畑名につくClosのこと。
※資料は日本ソムリエ協会の季刊誌より。

今回はこの資料の「AOCの基本」に基づいてワインを選ぶことにしました。
プルミエクリュには「クロ」を入れたらいいな、グランクリュはエシェゾーがあるし。白はシャルドネとアリゴテを飲み比べて…などと考えて選んだのが以下のワインです。
① William Fevre Chablis
 ウイリアム・フェーヴル 2003 シャブリ “シャン・ロワイヨ”

②Velget Bourgogne Aligote
 ヴェルジェ 2003 ブルゴーニュ・アリゴテ

アペラシオン・レジョナル
 Robert Groffier Bourgogne Rouge
 ロベール・グロフィエ 2003 ブルゴーニュ・ルージュ

アペラシオン・レジョナル
 Emmanuel Rouget Bourgogne Passe-tout-grains
 エマニュエル・ルジェ 2002 ブルゴーニュ・パストゥグラン

アペラシオン・コミュナル
 Jean Grivot Vosne-Romane
 ジャン・グリヴォー 2000 ヴォーヌ・ロマネ

プルミエ・クリュ
 Christophe Violot-Guillemard Clos des Mouches
 クリストフ・ヴィオロ・ギマール 1997 クロ・デ・ムーシュ
反省点としてはプルミエの「クロ」ばかりに気をとられてしまっていたので、クロ・デ・ムーシュの産地がボーヌで、ひとつだけ仲間はずれということに気付かなかったこと。
先生は気付いていたけど、これ以上言っちゃかわいそうと思って黙っていたそうです(汗)

それから、時間的に余裕がなかったので酒屋さんに在庫があるものになってしまったのですが、もう少し時間があればネットでも買えたしヴィンテージや造り手を揃えたりもできたと思うので、ちょっと残念です。

今回は本当に勉強になりました。去年から好みがピノにシフトしていて、ブルゴーニュのことはもっと深く知りたいと思っていたので、とってもいい機会でした。

長くなってしまったので、テイスティング・レポートは省略。kanokoさんがレポートされてますので、そちらへどうぞ。
次回のワイン担当、Mリン、ボルドー頑張ってね~。

c0064534_051207.jpg

by rient | 2005-11-26 23:07 | -ワイン会

2006年1月からNY滞在中。いつまでたっても長期のバケーションを楽しむ旅行者気分。


by rient
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31